記事の本数が増えてくると、必ず出てくるのが「どう整理するか」という悩みです。EmDashにはWordPressのカテゴリー・タグに相当する「タクソノミー」機能が標準搭載されており、コレクションを横断して柔軟に分類できます。この記事では、カテゴリとタグの違いと、迷わない設計のコツを紹介します。
カテゴリとタグの違い
- カテゴリ(category):階層構造を持てる大分類。1記事につき基本的に1〜2個程度に絞るのが目安
- タグ(tag):階層を持たないフラットな横断ラベル。1記事に複数付けても違和感がない
カテゴリは「本棚のジャンル分け」、タグは「付箋」に近いイメージで考えると設計しやすくなります。カテゴリだけで全てを表現しようとすると、分類が細かくなりすぎて逆に見つけにくくなるので注意が必要です。
設計のコツ
カテゴリは最初に少数で決めてしまう
後からカテゴリを追加・変更することもできますが、読者の回遊導線やナビゲーションに影響するため、サイト設計の初期段階で3〜7個程度の大分類を決めておくと運用がぶれません。
タグは検索・関連記事表示のために自由に育てる
タグはカテゴリほど厳密に管理する必要はありません。「WebAuthn」「Cloudflare」「料金」のように、記事を書きながら思いついたキーワードを付けていくだけで、後から「このキーワードに関する記事一覧」を自動生成できるようになります。
命名ルールを決めておく
「SEO」と「seo」のように表記ゆれが起きると、同じ意味のタグが別々に増えてしまいます。英数字は半角小文字に統一する、といった簡単なルールを最初に決めておくだけで、後々の整理の手間を減らせます。
実際の運用イメージ
例えば技術系のオウンドメディアであれば、カテゴリを「使い方ガイド」「導入事例」「アップデート情報」のように運用目的で分け、タグを「認証」「画像」「SEO」のように話題の切り口で分ける、といった組み合わせが機能しやすい設計です。カテゴリでサイトの大枠を、タグで細かい検索性を担保する、という役割分担を意識してみてください。
まとめ
カテゴリとタグは、どちらも「読者が目的の記事にたどり着きやすくする」ための道具です。完璧な分類を最初から目指すのではなく、少数の大枠(カテゴリ)を決めたら、あとはタグで柔軟に育てていく——というスタンスが、長く運用するオウンドメディアには向いています。
